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★★★

2024-04-18

CD-ROMの類が付属せず、必要ファイルはダウンロードさせる構成なのだが、大本になるStudio Oneフリー版については本文中にどこからダウンロードすべきなのかが掲載されているのに対して、デモファイルのダウンロード先が「本文中」には記載がなく、はじめは途方に暮れた。p.2の上にようやく出版社のサイトに素材データがある旨説明を発見、無事ダウンロードは出来たが、なんなんだ、これは？ 本文の中に、準備としてのプログラムのダウンロード、インストール、素材ファイルのダウンロードの記載が用意されているべきではないか？ プログラムのダウンロードとインストールは本文に記載があるのに、素材ファイルの説明の仕方が異なるとは、どういう編集をしているのだろうか？ また、Studio Oneの画面構成についてなんの説明もないのに、「トランスポート部」がどうしたなどと、本文の説明も唐突だ。Studio OneがDTMソフトとしてどうなのかは別として、書籍としては編集が余りにお粗末ではないか？ まだ冒頭の数ページしか読んでいないが、本書を読みながらStudio Oneをチラと使った印象としては、ドラムの入力画面がドラム・マップのマトリックスではなくピアノ・ロールなので、かなり入力しづらい。MIDIでどの音にどのドラム・パーツが割り当てられているのかを知っている人でなければ、ピアノロールからドラムを入力できないってことなのか？ ドラム音源によってこの辺は変わるだろうし、だからこそドラム・マップとかマトリックスとかの画面が他製品にはあるかと思うが。あと、これは当方個人の問題だが、そもそもFinale系の譜面エディタに慣れている当方には、ピアノ・ロール自体が入力しづらいインターフェースなので、譜面表示ができない時点でかなりマイナス印象（もちろん、譜面なんぞ使わない人にとっては問題にならないだろう）。Studio Oneは低価格なのに高性能と話題のDTMソフトながら、かつてダウンロードして使った限りでは、何をどうすればよいのかさっぱり分からなかったので、早々に諦めたものだ。今回本書で再挑戦したかったのだが、本書の影響でStudio Oneへの悪印象を強めてしまった。入門書であれば玄人は読まないことを踏まえ、もっと親切で一貫性のある紙面構成に改善してほしい。既存の購入者には無償で改訂版を配布して欲しいくらいだ。上記のようにほんの数ページしか読んでいないが、読み進めたくなくなってしまった。

• tom0793
• 37歳
• アトピー
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