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★★★★

2024-03-22

新聞ＴＶで垂れ流されている情報がいかに偏っているか、こういった本を読むと痛感させられるでしょう。

• パパ6436
• 20歳
• アトピー
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★★★★★

2024-04-20

この本は、日銀総裁と、歴代の総理大臣の関係から、なんで、デフレ脱却が「安倍総理と黒田総裁」のコンビまで、出来なかったのかを丁寧に書いていますね。 そもそも、歴代の総理大臣が金融政策の基礎的な知識が全くなく、「デフレが失業率を高め、超円高を招く」（フィリップス曲線とフィッシャー方程式）という基本的な理解が安部総理まで、ないので、デフレ容認の日銀総裁を選び続けたという政治責任がありますね。 小泉総理も、基本的に、インフレ目標政策には、反対だったのですから、いかに、デフレ脱却をする気がない日銀総裁を選んだのかはわかりますね。 特に、「速水、福井、白川」の三人の日銀出身の総裁は、完全に、デフレ脱却には無策であり、効果的な政策を打ち出すどころか、マイナスな事ばかりをしているので、話になりません。 具体的には、「速水総裁の2000年」と「福井総裁の2006年」の日銀がゼロ金利を解除して、その後に、不況になり、また、すぐに、ゼロ金利に戻している経済の失策は、本当に、責任が重いと思いますね。 また、白川総裁がインフレ目標を言わず、結局、黒田総裁まで、インフレ目標を設置しなかった罪は大きい。その黒田総裁も、財務省出身なので、消費税増税（5%→8%）には、自分の管轄外の税制に、賛成するという大きな失策をしているので、話になりません。 やはり、日銀総裁には、「岩田規久男」副総裁か、「高橋洋一」嘉悦大学教授を抜擢するべきだったと思います。不況時に、消費税増税に賛成する日銀総裁は、必要ありません。 また、本書には、登場しないが、1989年に日銀総裁になった「三重野康」が政策金利を3.75%から6%まで、一気にあげて、バブル経済を強引に崩壊させて、日本が「失われた30年」の下地を作った事は、一番の責任だろう。理由は、「地価と株価」という「個別の物価」だけを見て、政策金利を一気に、あげるのは、日本銀行の仕事ではない。日本銀行の仕事は、「コアコアＣＰＩ（エネルギーと生鮮食料品を抜いた物価）」という一般物価を安定させるのが仕事だからである。バブル経済当時の日本の「コアコアＣＰＩ」は、3%程度であり、日銀が政策金利を上げる必要はなかったのである。 また、日銀の天下り先には、不況時でも政策金利をあげると喜ぶ「短資会社」や「地方銀行」があるので、天下り規制をするべきである。

• kumuriuta
• 28歳
• アトピー
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